もう1人

2004年3月7日 裏の顔
3週間前、インフルエンザにかかっていた。
仕事をまともに出来る状態ではなく、先輩・上司のススメもあり、仕事を3日間休む事にした。

いつもの風邪なら、ゲームをしたり、ネットを見たりして、休息するのだが、今回ばかりは、何かをする気力すらなかった。
ラジオを聞く事やi−modeを見るなど、ちょっとしたことしか出来ないぐらい弱っていた。

何も出来ないと、眠くなる。
弱っている時は寝るのが1番、ということでラジオをBGMに真っ昼間から寝た。

ふいに夢の中に邪魔者が出てきた。

小学校の頃の思い出。邪魔な過去。永遠に心の闇に付きまとう。
それを振り切る一心で、ナイフを片手に人を殺している自分。
血まみれになり、原型をとどめないぐらい顔面を殴りつづけている自分。
ただ、凶器に突き動かされる様に理性や常識というブレーキが壊れた、
『自分ではない自分』が非現実の世界の中で、
無の暴走を続ける。
とめる気力もない、とめるすべもない。
ただ、ひたすら、何も生まない消去を繰り返す。

起きると、からだ中に汗をかいていた。
熱はクスリと睡眠のおかげで、ある程度下がっていたが、
完全に老廃していた。
身体は楽になったけど、心は立ちあがれなくなるほどぼろぼろになってた。

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